About

あらいけいこ CNP, AIPCC

1970年生まれ。名古屋近郊出身。2006年にカナダへ移住。持病の膠原病を本から機能医学の基礎を学び取り入れ、医療ケアと並行して自力で健康を取り戻したことをきっかけに分子栄養学に興味を抱く。2019年 The Institute of Holistic Nutrition を卒業後、カナダ公認ニュートリショナルプラクティショナーとなり、後に*AIP公認コーチとなる。2021年にKeiko Wellnessを立ち上げると同時に、自己免疫疾患リバースのためのオンラインAIPプログラム、パラダイムシフトフォーミュラを制作(現時点では英語版のみ)。自己免疫疾患へのアプローチをを得意とするニュートリショニストとして活動。クライアントの健康問題の根本原因を探ることに焦点を当て、健康を取り戻すための栄養ライフスタイル改善のアドバイスをしている。

2020年 IHN 臨床サプリメントプログラム修了

2021年  IHN 臨床デトックスプログラム修了

2023年 IHN ダイジェシティブヘルスマスタープログラム修了


*AIPとは ”Auto Immune Protocol” または ”Auto Immune Paleo” の略であり、食事法とライフスタイル改善による自己免疫プロトコル。AIP公認コーチとは、自己免疫疾を持つ人が症状を管理し、健康全体を改善するために考案された食事とライフスタイルのプログラムである自己免疫プロトコルのトレーニングを完了し認証を得たスペシャリストのこと。

愛犬ウィートンテリア・ゾーイ(女の子)

カナダオンタリオ州ミシサガ市自宅にて

STORY

あらいけいこ AIP ストーリー

一時は複数の自己免疫疾患に苦しみ、暗い出口の見えないトンネルの中にいました。しかし幸いにも、健康を回復する方法を見つけることができ健康を取り戻すことに成功しました。栄養の力で人生を変える。私は自分の経験を踏まえ、一人ひとりのユニークなニーズと状況を考慮し、ホリスティックな栄養と AIP コーチングを通じて、自己免疫疾患に苦しむ人々が安心し、健康を改善できるようにお手伝いしています。


近年、膠原病・自己免疫疾患や慢性的な炎症に苦しむ人が激増しています。自己免疫疾患は2400万人以上のアメリカ人が罹患しているといわれています。がん患者の190万人よりもはるかに高い人口を抱えているにもかかわらず、がんと比較して研究・治療への資金提供が少ないのが現状です。これは、自己免疫疾患に関する認知度の低さ、その原因に関する研究の不十分さ、限られた治療法など、いくつかの要因に起因しています。


その結果、残念なことに多くの人が適切な診断や西洋医学以外の選択肢を持たず放置されています。


自己免疫プロトコルについてもっと多くの人に知ってもらいたい!と強く思ったことが、私がホリスティックニュートリションの世界に足を踏み込んだきっかけです。


私が持病の膠原病を克服し、ニュートリショナルプラクティショナー、そしてAIPコーチになるまでのストーリーをお話したいと思います。

体調がなんか変

2016年、精神的にストレスが極限になり感情的にもかなり辛い始まりでした。春ごろから肺に喘息みたいな今まで経験したことがない症状が出始め、グーグルで喘息について調べましたが症状はとても軽かったので、他のことに気を取られ医者にもかからず過ごしました。

そして夏になると日本からの来客で準備から滞在期間中は目が回る忙しさ。お客様が帰ったときには疲労困憊。そのころから体の各所に強い痛みが出始め、なんか変?と思うように。

そしてやっとファミリードクターへ診てもらいに行きました。

加速して悪くなる体調

ファミリードクターはいろいろな検査をオーダーしましたが殆ど全て異常なし。それでも体調は悪くなる一方だったので、答えを求め何度もファミリードクターを訪れました。ドクターは私がどこも悪くないのに大げさな患者という認識を持ち始めました。それまでは医者知らずだったのでとにかく屈辱でした。医者に「普段の私は多少の症状では泣き言は言わないんです。何かがおかしいんです!」と訴えました。


インターネットで必死に答え探しの日々。


もしかしたら膠原病かも?と思い始めるように。


それをドクターに聞きましたが答えは「ノー」。血液検査の数値はノーマルだからそれはない。との回答。同年の11月ごろには全身に激しい痛みと、慢性的に疲労困憊状態でした。一度座ったら立ち上がれないほど筋力は落ち、日常生活が困難になっていきました。肺に炎症があったため、息が苦しく、痛みと合わさって不眠にもなっていました。

機能性医学との出会いと診断

何度か強く訴えたのち、やっと専門医への紹介をしてもらえるも、3か月待ち。(カナダでは直接専門医へ行くことはできません。そして長期の待ち時間は普通です)そのころには膠原病であることに確信を持っていたので、治療や対処法などを読み漁り、Amazonで一冊の本に出合いました。うたい文句は「自己免疫疾患はリバースできる」。すぐに読み始めました。その本には今まで全く知らなかったことが書かれていましたが、全てに納得がいき、すぐに実行に移しました。しかし本に書かれている成果が全くといっていいほど出ず、もがきました。


2017年1月。待ちに待ったリウマチ専門医の診察。知りたかった答えがやっと貰えました。やっとハッキリしたという喜びと、やっぱり自分は膠原病、しかも日本では難病指定の疾患で、副作用が恐ろしい投薬が始まる恐れとが入り混じった気持ちでした。


本に書かれていた機能性医学のことを専門医に相談するも、完全無視される。

人生の中で最高の健康体

恐れていた投薬が始まる。しばらくすると症状は軽くなり、初夏には投薬とプロトコルが功を奏し、人生で一度も経験したことのない最高の体調に。

痛み疲労がなくなっただけではありませんでした。体は軽く、片頭痛や便秘、花粉症はなくなり、肌は透き通って輝き、頭が冴え、それまでの陰鬱で落ち込みやすい性格まで、明るく社交的になりました。


薬は少しずつに減らされ、完全に投薬なしになるのに2年。専門医から寛解宣言をもらいました。

ホリスティックニュートリショニストの道へ

原因不明で治すことができない難病で、一生薬を飲み続けコントロールするしかない。と言われたが健康を取り戻すことができた。心身ともに人生のどん底から人生の最高の体調を手に入れたことで、健康がもたらす人生への考え方にも大きな変化をもたらしました。


周りの人たちも私の大変身を目の当たりにし、何をしてそんなに健康になれたのか?と聞いてくるようになりました。そこで私が実行した方法を話ししましたが、「そんな大変なことは自分にはできない」と全員口を揃えて返してきました。


自己免疫疾患に苦しむ人に健康を取り戻す方法があることを伝えたい。そしてなるべくシンプルな方法にして、実行しやすくしたい。という思いが強くなると同時に、素人がいくら叫んでも誰も聞いてくれない、と感じていました。ならば学校へ行き知識を習得すれば、広められる。と思い、ホリスティックニュートリションの学校へ行くことを決めました。


学校では、私の人生はなぜ常に体調不良だったのか、病気になるべくしてなったことを知ることができました。そしてホリスティック栄養、機能性医学からのアプローチはかなり前から存在していたこと、局所のみの対症療法である西洋医学が健康業界を支配しており、ひとりひとりを包括的に考えるホリスティックアプローチの社会的認識が依然低いことを知りました。

自己免疫プロトコル(AIP)について

Autoimmune Paleo Diet

自己免疫プロトコル(AIP)は、食事とライフスタイルのアプローチで、体のバランスを整え、自己免疫症状を軽減する能力をサポートするために考案されたものです。AIPは、特定の食品やその他の環境要因が自己免疫疾患の原因となり得るという考えに基づいており、これらの誘因を特定し除去することで、健康を増進し、体内の炎症を抑えることができると考えられています。

AIPダイエットでは、穀物、豆類、乳製品、加工食品など、炎症を引き起こす可能性のある幅広い食品を除去し、消化が良く、体に必要な栄養を与える栄養豊富なホールフードに重点を置いています。AIPでは、食生活の改善に加えて、ストレス管理や十分な睡眠など、セルフケアの実践も健康維持と回復に重要であるとしています。

AIPは、自己免疫疾患の症状を引き起こしている可能性のある食品やその他の要因を特定するために、除去食を通して過剰反応を起こしている免疫システムを一度白紙の状態に戻します。再導入期には誘因を特定するため、いくつかの食品を徐々に食事に戻し、耐性を判断します。しかし、人によっては、AIPは自己免疫疾患を管理するための長期的なアプローチとなる場合があります。AIP認定コーチのような資格を持った栄養士やコーチと一緒に、自分のニーズや目標に合った方法を決めることが重要です。

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